小学校の高学年ぐらいになると勉強が得意なこと苦手な子に大きく分かれてきます。それを埋めるために苦手な子が相当勉強をしないと追いつけないことにもなっていきます。そうなる前に家庭において勉強が好きになるように心掛けておいたほうがいいことがあります。英才教育をするなら、そういうことを家庭で教えるのもいいでしょう。
日常生活の中でも学びの要素があることを認識する
英才教育として何かしらの習い事をさせるということも大事ですし、机に向かって淡々と学習をさせるということも大事であることには変わりありませんが、それだけが学びの場であるということではありません。日常生活を送る上でもいろいろと学びの要素というのはたくさんあります。クイズ番組で一緒に考えるということもできるでしょうし、何らかの疑問を投げかけるということもできるでしょう。
日常の会話の中でも十分に学べる場というのはあるわけですので、両親の方からそういうものを問いかけてみるというのも心掛けてみるといいでしょう。生きた経験から学ぶ方が子供としても興味を持ちやすいという特徴があります。両親の方から学びの場を提供してみましょう。
子供の目標に対して冷やかすのは止めよう
英才教育の結果として何らかの目標を立てるということも十分にあり得ます。子供の目標としてまだまだ現実味のないことや親の期待とは違うことが返ってくるということが予想されます。しかし、そこで両親としては冷やかすのは止めた方がいいですし、上から親の理想をかざすというのも止めるべきでしょう。そういう風に上から押さえつけることによって子供が自主的に何かをやるという芽を摘んでしまうことにもなりかねません。
親がやってほしいこととしては子供が決めた目標に対してそれを支援することではないでしょうか。目標がうまくいかない時にはどうすればうまくいくのかということを考えさせるのも必要なことです。何とか子供を下支えるということです。
両親が子供をどう育てたいのかという軸を決める
早期に英才教育を施したほうがいいということで、小学校に就学する前に英会話教室や体操教室などに行かせるという親御さんがいます。早期に習い事をさせるということは決して悪いことではありませんが、みんなやっているからという理由でやらせるのはやめておいたほうがいいでしょう。子供にとって嫌なことをさせているということにもなりかねないことです。
まず考えたいこととして両親が子供をどのように育てたいのかという軸を決めることから始めた方がいいでしょう。何らかの軸を決めたうえで何らかの習い事を習わせるということであれば、やらせてみるのは決して悪いことではありません。その中で興味を持ったものについて支援するという姿勢でいた方がいいです。